塾講師のつれづれ日記

塾の講師をしながら考えたことを書いています

その状況の中でベストを尽くす

私が生徒を褒めるとき、ひとつの基準があります。それは「ベストを尽くしているか」ということです。どんな人にもそれぞれマイナスの環境があります。クラブが忙しくて勉強の時間が取りにくいとか、兄弟がうるさくて勉強に集中できないとか、学校の先生のすることが理不尽とか。自分の努力ではどうにもならない、避けることが出来ないマイナスの環境は誰にでもあります。大切なのは、そのマイナスの状況の中でもベストを尽くすことです。何かのせいにするのは簡単ですが、そうはしないで、自分に出来る精一杯のことをやってくれたら、私は思いっきり褒めます。